海外への移籍に積極的な日本のサッカー

サッカーの試合

日本ではサッカーと比較されるスポーツに野球がありますが、海外移籍においてはサッカーの方が積極的であると言えます。サッカーが世界的なスポーツになっていることに比べ、野球は限られた地域しか行われていないという違いもありますが、サッカーは海外移籍に対して世界中で積極的に行われていることも関係しています。ニュースなどでもブラジルの選手がヨーロッパのチームに移籍することなどが報道されますが、海外に移籍することはごく普通のこととして考えられています。Jリーグが誕生するまで、日本選手が海外に移籍するのはほんの数人でした。その理由は当時の日本選手の技術レベルが低かったことが大きいですが、Jリーグが誕生してワールドカップに出場するようになると、あっと言う間に多くの選手が海外に移籍するようになったのです。

野球の場合は、海外移籍というと米国のメジャーリーグが一般的ですが、日本ではメジャーリーグに移籍することはあまり快く思われていませんでした。理由は人気のある選手がいなくなると日本の野球人気が衰えるからというものですが、サッカーの場合はそのような考えは初めからありませんでした。反対にどんどん世界進出を奨励していたほどです。その理由は至極シンプルで、レベルの高いところでプレーすると選手のレベルが上がることが期待できるからです。スポーツというのは高いレベルのプレーに接することで、間違いなく自らの技術レベルも上がります。海外移籍はまさしく選手のレベル向上に役立つのです。もちろん金銭的なことも理由に含まれてはいるでしょうが、最大の目的は技術レベルの向上です。日本のチームが世界の強国になるには、メンタルの面も含めて個々人のレベルを上げることが必須の条件なのです。