ヨーロッパと南米は突出してレベルの高い

サッカーボール

サッカーの強豪国は時代によって移り変わりを見せていますが、ひとつ言えることはヨーロッパと南米という2つの地域のレベルが突出して高いことです。では、日本を含むアジア地域はどうかというと、現状では先ほどの2地域に比べるとかなり見劣りするものとなっています。2014年に開催されたFIFAワールドカップ・ブラジル大会では、日本・韓国・イラン・オーストラリアというアジア地区予選を勝ち抜いた4チームがすべてグループリーグ最下位で敗退するという結果に終わりました。過去の成績を見ても、1930年の第1回大会から2014年の第20回大会までの間に決勝戦まで勝ち残ったアジアのチームは1つもなく、2002年の地元開催における韓国の第4位が最高成績となっています。ただ、これは男子サッカーの場合であり、女子サッカーについては事情が異なります。FIFAの女子ワールドカップは1991年に第1回大会が開催されましたが、2015年の第7回大会までの間に優勝1回(日本)・準優勝2回(日本及び中国)とアジアのチームはかなりの好成績を収めています。

また、クラブチームの世界一を決めるFIFAクラブワールドカップでは、2016年大会でJリーグ所属の鹿島アントラーズがアジアのチームとして初めて決勝に進出しました。敗れはしたものの、名門チームのレアル・マドリードを相手に延長戦にまで持ち込む健闘を見せ、日本開催という地の利はありましたが、クラブレベルにおけるアジアサッカーの成長を世界に印象付ける結果となったのです。